ED(勃起不全)と高血圧
ED(勃起不全)は、多くの男性が持つ悩みです。
EDであることを気にしすぎては状態は悪くなるばかりです。
かといって無神経に、体にトラブルが発生していることを放置してしまっては根本解決となりませんし、なにより危険です。
EDと高血圧には深い因果関係があり、高血圧になるほうが先か、勃起不全のほうが先か といった関係です。
EDに至るのは、気質的要素のほうで、血管が傷つきやすくなっており、陰茎での血流確保が困難になっているだとおもいます。
高血圧の中高年世代は1割が勃起不全になる、との報告もがあるのではないでしょうか。
EDの治療薬は、高血圧(安静時最高血圧が170mmHg以上または最低血圧が100mmHg 以上)で、医師にかかっていない場合、処方できない禁忌に該当しましょう。
血圧降下薬との相互作用が報告されているからです。
勃起不全の治療・改善には、血圧のコントロール治療を優先させることとなります。
動脈硬化症へ進行した場合、EDを悪化させ、負荷の増えた心臓や脳の血管障害へ進行する可能性が多分にあるためです。
愛人の上で腹上死などの例もあるので注意が必要です。
このような例もあり、ニトログリセリンなどの硝酸薬も、勃起不全の治療薬との併用は禁忌となっていますよね。
したがって高血圧の予防・改善けれども、そのまま本症の予防・改善につながると考えることができます。